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こんにちは、英語コーチのLucyです!

 

昨日クライアントさんからこんなことを聞かれました。

 

itって「それ」っていう意味だけじゃないんですか?

 

どうして、天気や時間を言う時に、it を使うんですか?

 

なるほどー

 

先日の英語ワンデーセミナーでも同じ質問が、受講者さんから出ていました。

 

it って実はいくつかの用途があるんです♪

 

それではどうぞ!

 

 

「それ」として使う

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日本語で、あれ、これ、それと言いますが、こういう場合の「それ」ですね。

 

日本人的にはこの使い方が一番しっくりくると思います!(^^)!

 

何か「名詞」を指して、使っていますよね。

 

例えば、「それ取って」とかの場合、

 

「それ」は会話をしている人同士では、何かが分かっています。

 

はっきり「それ」の名称を言ってもいいんですが、あれ、これ、それは使いやすいですからね。

 

英語の特徴として、

 

1度会話の中で出した具体的な「名詞」は繰り返さずに、他の言葉に置き換えるということがあります。

 

it もその置き換えるための言葉の1つなんですね。

 

この使い方はピンとくる方も多いと思います♫

 

1度話題に出た物について指すときの使い方ですね!

 

 

ザックリした状況を指す

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人が生活してる空間がどういう状況なのか、ということを伝えるために使われる英語の it の役割です。

 

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天気や気候、気温などを言うときの使い方ですね。

 

・まずは天気を見ていきましょう!

 

It‘s sunny today.
―今日は晴れてるね。

 

この it は、「晴れている」という「状況」を単に指しているだけです。

 

 

・曜日・日付などを言うときの使い方です!

 

It‘s Monday.
―月曜日だよ。

 

It‘s September 28th.
―9月28日です。

 

それぞれ「月曜日」、「9月28日」という「状況」を指し示すために it が使われています。

 

 

・次は時間ですね!

 

時間も状況の1つですから、 it が使われるんですね。

 

It‘s 9:00 o’clock.
―9時だよ。

 

it を使って「9時」という「状況」を指していますね。

 

もうここまで来ると、英語の it が「それ」と言う意味だけでは考えられないこと、

 

あるいは「それ」と訳す必要がないことを感じられてきたかな、と思います。

 

・最後に距離ですね!

 

距離を指すときにも it が使われます。

 

It‘s about 50 meters from here.
―ここからだと50メートルくらいだよ。

 

「ここから50メートルある」という「状況」を指していますね。

 

すべて「それ」という訳は通用しなくなってきますので注意してくださいね(^^)

 

 

主語の代わりにする!

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「本当の主語の代わり」をするという役割もありますよ♫

 

英語では、文の終わりに重心を置くという傾向があります。

 

つまり、主語+動詞の部分はできるだけ短くして、あとの部分を長めにするということです。

 

もちろん、主語+動詞の部分が長くなることもありますし、それも表現の1つなのですが、

 

それを避けるために「長い主語」の代わりに it を使うという方法があるんです。

 

主語が頭でっかちになってしまうので、とりあえず it を代わりの主語にするというパターンです(^^)

 

To spend time with him at the luxury restaurant last night was wonderful.

 

―昨晩、彼と豪華なレストランで過ごせたことは素晴らしいものだった

 

という内容です。

 

この文の「主語」はどの部分でしょうか?

 

そうです。

 

”To spend time with him at the luxury restaurant last night” の部分です。

 

日本語だと、こんな感じで主語が長くなってもさほど気にならないのですが、英語ではあまりよろしくないのです( ;  ; )

 

これを解消するために it を使って、こんな感じで言いますよ。

 

It was wonderful to spend time with him at the luxury restaurant last night.
―昨晩、彼と豪華なレストランで過ごせたことは素晴らしいものだった

 

内容は同じことですが、英文としてかなりスッキリした感じになります。

 

「主語」の代わりとして使われてるので、この it 自体には意味はないんです。

 

英語の性質上、「主語」がないのは変なので形として置いてるだけです。

 

ある意味お飾りのような感じですね。

 

堅い言い方で「形式上の主語」なんて言われるのは、そのためですね。

 

「形式上」つまり「形だけ」ってことです。

 

 

さいごに

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「初心者さんの英語、it って「それ」っていう意味だけじゃないんですよね。じゃ他には?」は、いかがでしたか?

 

it って私にとっては便利な単語なんですよねー

 

まずは外が晴れてたら

 

It’s fine! と周囲の人に言ってみましょう!

 

周囲の人を、お天気のような気持ちいい気分にしてあげられるかもしれませんよ(^^)

 

 

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