こんにちは、Lucyです!

 

今日は宇宙話です。先日悪天候のために打ち上げが延長になったASTRO-Hですが、テレビのニュースでも結構時間を割いて報道されていたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、無事に打ち上げが成功しました! 

 

いや〜、打ち上げを画面を通して見た時も感動しましたし、そのロケットに相乗りしていた超小型衛星「鳳龍4号」からの宇宙からの初受信を生で聞けた時もさらに感動しました!

 

今回はその体験をぜひシェアさせて頂きたいので、お時間のある時にでもおつきあい頂ければと思います♫

 

それではどうぞ!

 

 

鳳龍(ほうりゅう)4号 開発目的

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宇宙はプラズマ状態?!

 

はい、いきなりプラズマ状態って何?ですよね? プラズマテレビのプラズマですが、

 

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物質の温度が上昇すると,固体から液体に,液体から気体にと状態が変化します。気体の温度が上昇すると気体の分子は原子に分離され,さらに温度が上昇すると原子を構成している電子が原子から離れて,正イオン(電子を失った原子)と電子に分かれます。この電子と原子が分離する現象を電離といいます。そして電離によって生じた電荷を帯びた粒子(荷電粒子)を含む気体をプラズマとよびます。

 

つまり、宇宙はすっごく小さい電気を帯びた粒子がたくさんあるんだそうです。これを宇宙プラズマと呼ぶんだそうです。で、このプラズマ状態が人工衛星に悪さをするそうで、これまで人工衛星が最悪の場合全損してしまうなどの被害を出しているそうですよ。怖いww

 

2012年までの15年間、放電現象が主な原因の人工衛星の故障が世界で36件報告されている。

*放電:電気を放出すること

 

ということでこれはいかんということで、今回この放電現象だけに限った超小型衛星を開発したそうです。それが「鳳龍4号」です!

 

 

これが鳳龍4号!

 

こちらが鳳龍4号の模型です。

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一辺約40センチの立方形で重さ約10キロ。約350ボルトの高電圧発電ができる太陽電池と電圧変化の観測機(オシロスコープ)、放電映像を撮影するカメラを持っているそうです。

350ボルトも?!大丈夫かな。大事に使って欲しいなww

 

研究開発費用は、157,700千円(平成25年度〜平成29年度)ということで、宇宙のことって思ったよりお金かかるのね ♪( ´▽`)

 

 

ちなみにプラズマ現象の一つがいつかは見に行きたいあのオーロラだそうですよ。宇宙と地球が見た目が綺麗に繋がってますね!

 

 

 

宇宙からの交信音を聞いて大興奮!

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この鳳龍4号が宇宙に向かって打ち上がったのは、JAXAのASTRO-Hというロケットに相乗りで2月17日の夕方でした。さすがにその時間は仕事だったんですが、鳳龍4号を開発した九州工業大学で一般の人も入ることができる「鳳龍4号初受信」というイベントに行ってきました!

 

このイベントはロケット打ち上げ後、鳳龍4号単独になった後宇宙からの発信を九州工業大学の屋上にあるアンテナ(まるで家庭用のアンテナのようなコンパクトなものを手持ちで持ってる学生さんを見て、これが大学だよね〜と微笑ましくなりましたww)を通して、信号を受信するという緊張の一瞬を一緒に迎えようというものです。

 

だいぶマニアックな集まりですが、宇宙オタクにとってはマストだと思って会社から急いて学内に向かいましたよ!

 

その見学できるラボは普段はもちろん関係者以外立ち入り禁止の場所なので、どんなとこかと思ってかなり興奮して向かいましたが、すでに「どんだけ〜?」ってくらいカメラやマイクを持ったマスコミの人たちが押し寄せていました。

 

もちろん私は負けずとその人垣をかき分け部屋の前まで行ってガラス窓にへばりつきましたよ、笑。中には開発に携わったであろう国際色豊かなピープル20人くらいが、とっても緊張した面持ちでひたすらパソコンの画面を食い入るように見つめていました。すっごい雰囲気でしたww

 

その後、無事に「プープップー」というモールス信号みたいな音で初受信に成功しました!!!

 

オゥゥゥゥゥゥゥ!!!

 

その時2つのことに感動したんですけど、一つ目は宇宙からの音に純粋に感動!たった3時間前に火を吹いて種子島からブオーーンと空高く消えていったロケットが無事に宇宙について、そこから「元気に着いたよ」みたいな感じでしたよ、笑

 

そしてもう一つの感動は、開発者たちの強い結束力。2年以上に及ぶプロジェクトがとりあえずの目標はクリアできて、そりゃ嬉しいに決まってるんだけど胸がとっても熱くなりました。

 

九州工業大学の宇宙開発スタッフと関係者の皆さん、これからも頑張ってくださいね!

 

まとめ

 

宇宙は、??状態?

・プラズマ状態

 

鳳龍4号の最大出力電力は?

・350ボルト

 

 

 

さいごに

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今回の「いや〜、超小型衛星鳳龍4号の宇宙からの初受信に感動しましたっ!」はいかがでしたでしょうか?

 

宇宙に行ってみたいなと漠然と思っていました。宇宙飛行士の人のあの白い衣装とヘルメットみたいな帽子は何かカッコ良さそうだからという理由ですが、笑。

 

今はIT技術が発達して宇宙からテレビ電話もできる時代だしプラズマが体に当たったらきっとまずいことになるんだろうな。でも行ってみたいな〜。地球は青かったとか言ってみたくないですか?♪(´ε` )

 

初受信に成功した時の様子を動画にまとめたので、よかったらご覧ください! HORYU-Ⅳ made great team!

 

 

リンク

九州工業大学宇宙環境技術ラボラトリー

宇宙システムの高電圧化に向けた超小型衛星による帯電・放電現象の軌道上観測

 

今日のEnglish Tip!

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run over

(人や動物)を車でひく、ちょっと立ち寄る

 

They always ran over to the room.

彼らはいつもその部屋にちょっと立ち寄っていました。

 

 

See you!