今週から海外ドラマの「フレンズ」を使って
リスニングアップを目指す方がおられます。
フレンズに限らず、
好きなドラマを見ながら英語力アップなんて
一石二鳥じゃーん!
とニンマリしつつも、
なぜかうまくいかない…
そういう方はおられませんか?
はい、その通りです。
ドラマを理解するには英語力が格段に必要
そして…
3つのポイントを書きました。
そうそう!気になる!
という方はぜひご覧くださいね!
1、スピードとリズムが異次元レベル!
これは想像が一番つきやすいと思いますが、
とにかく英語が早い、笑
どれくらい早いかというと、
あなたの英語の2倍から4倍早いんですよね
フレンズの冒頭のこのセリフでいうと、
There’s nothing to tell.
It’s just some guy I work with.
モニカのセリフですが「2秒」です
C’mon, you’re going out with the guy.
There’s gotta be something wrong with him.
続いてジョーイが3秒でこの2行を言います
つまり冒頭5秒で、
モニカがデートした相手は全くイケてない
ということなんです、汗
ぼーっとしてたら5秒なんてあっという間。。。
これが積み重なって理解できないになるんですね、汗
2、スラングや口語表現に惑わされまくる!
英語も日本語と同じで、
話し言葉特有の言い回しがあります。
それがスラングや日常会話特有の表現ですね
↑そこが面白いわけですけど、汗
そして、スラングは辞書に載っていない。
だから聞き取れないと、調べようがないんですよね
仮に聞き取れても辞書にはないわけなので
ググって意味を類推していく作業が必要です
冒頭のセリフから見てみましょう
ちなみに、自然な英語というのは、
直訳から意訳=自然な日本語
という意味です。
There’s nothing to tell.
It’s just some guy I work with.
直訳:話すことはないです。
単に一緒に働いているある人です
意訳:話すことなんか何もないわ!
一緒に働いている男性、ってだけよ。
解説しますね
1文目は文法的に怪しいところはないですね、
2文目は単語は知ってるけど意味が取れないかもしれません
・It’s just~. 口語では頻出のフレーズです。~みたいな感じ
・guy 男、人 例)you guys あなたたち
C’mon, you’re going out with the guy.
There’s gotta be something wrong with him.
直訳:おいおい、その人とあなたはデートしたんでしょ。
彼は何か悪いことがあるに違いない
意訳:おいおい、きみはその男とデートするんだろ!
彼には何か問題があるはずだ!
解説すると
C’mon=Come on 来なさい
口語では「勘弁してよ」「おいおい」みたいな時に使います
go out デートする
date と直接的な表現はあまり使いません、汗
There’s gotta be=There has got to be
gotta ~に違いない、~であるはず、~しなきゃ
典型的なスラングです
wrong with ~にとってよくない
冒頭5秒でこんなにたくさんのことがわかってないと聞けない?!
お腹いっぱいかもしれませんが。。。汗
最後にもう1つ聞けない理由があります。
3、理解できないのは文化の違い…!!!!
ドラマの醍醐味は、あ~~~そうそう!わかる~
という共感ですよね?
そこが英語圏の文化を知っていないと「?」となります。
バックに笑い声が入るけど、
何が面白いのかわからないというのもよくあることで
ジョークや背景が理解できないのも苦しいです、汗
例えば、冒頭ではさらに
モニカのデート相手を思いっきりディスりますし、
奥さんが出ていって落ち込んでいるロスに、
クッキーを進めるチャンドラー(おばかキャラ)、
そして、
ストリップに行きなよ!それが特効薬と言うジョーイ。
ユーモアのセンスがいいのか悪いのかわかりませんが、
物事を真正面から受け取ることが多い生真面目な日本人には
理解不能ですよね
でも、こういうのが異文化です、汗
いかがでしたか?
しつこいですけど、冒頭5秒でも
こんなに解説が必要なくらいなんですよね
え?でもフレンズで英語力が上がった人が多いと聞くんだけど
と思った方もおられるかもですが、
道のり遠すぎじゃんw
ですよね。
はい、その通りです
だから、英語初心者さんがいきなり勉強目的で
ドラマを見ることはおすすめしないんですよね
リスニング力が高ければ聞き取れる!
音がつながるから難しいー!
という次元を超えていきますので、、、
なので、
英語の基礎力アップは勉強で取り組みつつ、
まずは日本語字幕を見ながら
ドラマを楽しんでみることをおすすめします!