こんにちは、 Lucyです!
アメリカの大統領選で、共和党候補者のトランプ氏が思いの外、票を伸ばしていることに、多くの日本の方が疑問をお持ちだと思います(^^;;
アメリカ大丈夫?
トランプ氏と言えば、イスラム教徒や不法移民を国内から排除するべきだ、という過激な発言で話題をさらい、
加えて政治経験ゼロという信じ難い経歴ながら、あれだけの支持票を集めるアメリカの不思議。
そもそも彼は大統領になるつもりはなく、その後の自分のビジネスのための広報戦略だ。などという見方もあるようです。
または、オバマ大統領への不満票が共和党に流れているとも。
そこで今日は、オバマ大統領が初当選した当時のアメリカ国民の熱烈な歓迎ぶりがわかる「Crush On Obama」というビデオ(面白い!)と
ちっとも生活は良くならない、こんな社会にしたオバマ大統領には、もう飽き飽きだという「Thanks Obama」というビデオを見比べて、
アメリカンジョークと皮肉について、見ていきたいと思います(^^)
それではどうぞ!
Crush On Obama
Yes, We Can! というキャッチフレーズを覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが、とにかく自分たちには何でもできる!
アメリカンドリームをみんなで実現しようと、それはもうすごい熱気でしたよね!
そして、Obama Girl という、こんなに浮かれた女性が出演するビデオが話題になりました。
ーオバマに首ったけ!
モデルの女性がとにかくオバマ大好き~!♥♥♥と、勝手にビデオを作ったらどんどん拡散され、今では再生回数が2,600万回!!
英語圏は、とにかくこんなジョークが大事です(^^)
真面目に会話もするんでしょうけど、人生楽しもう!がモットーなので笑いがないと、「つまらない人」判定をもらってしまうようですね。
このオバマガールの、突き抜けたアメリカらしいジョークが私も大好きです(^^)
Thanks Obama
あれからオバマ大統領は1期4年の任期を2期務め、2017年1月に大統領を退く予定です。
イラクからのアメリカ軍撤退、ノーベル平和賞受賞、など、数々の功績を成し遂げました。
一方史上最悪の大統領として、アメリカ国内ではオバマ大統領への風当たりが、日増しに強くなっているようです。
そして、こんな皮肉なビデオが出てきました。
ーありがとよ、オバマ
何かに失敗したら、「Thanks Obama」と毒づくwwww
英語圏では、ジョークも大事ですが、痛烈な皮肉も社会には受け入れられます。
例えば、イギリスではロイヤルファミリーへの皮肉が結構ひどいですが、それが人気のバロメーターのようです。
日本で皇室に対して同じことをしたら….ちょっと想像できないですね。
さいごに
「アメリカンジョークと皮肉を知りたい?皮肉の効いたブラックジョークはこれ!」はいかがでしたか?
他民族、様々な宗教、この二つだけでも考え方には大きく隔たりがありますから、アメリカのような超大国が時として迷走するのもうなずけます。
今回はアメリカの大統領選を例にしましたが、英語圏でのジョークや皮肉についてわかるようになると、また違った楽しみが出てきますよ。
ただ、日本と同じで初対面の方にいきなり支持する政党や宗教などを尋ねるのは、いかに自由の国アメリカであっても、人によってはタブーとみなすので、その点は気を付けてくださいね。
この記事が皆さんの英語ライフに少しでもお役に立てれば嬉しいです!
今日の English Tip!
アメリカは民主党と共和党の2大政党制です。
民主党 Democrat Party
共和党 Republican Party
Left : Liberal (左:自由主義)
- Duty to protect civil liberties
- Duty to create equality
- Make sure no one’s in need
- Government solves problems
ー市民の自由、平等、誰も必要としない、個人の自由、政府が問題解決
Right : Conservative (右:保守主義)
- Personal responsibility
- Limited government
- Traditional values
- Individuals solve problems
ー自己責任、限定的な政府、小さな政府、伝統的な価値、個人で問題解決
難しい話で混乱しますが、この解説を読んで、少しだけすっきりしましたよwww
アメリカの民主党はリベラルだとか、共和党はネオコン(ネオコンサバティブ)とか言われます。
アメリカの民主党の考える『リベラル』とは、妊娠中絶しようが同性愛しようが個人の自由、だけど個人の自由のためには国家がある程度介入してやることが必要だから、社会保障や福祉は重視するよ、という考え。
一方の共和党は、政治的にはキリスト教の原理的な思想を中心とする保守的な立場を重視する反面、経済は市場に極力任せ、『小さな政府』を志向しようという考えです。
See you!