こんにちは、Lucyです!
昨日は、熊本地震に関するワークショップに参加してきました。
地震発生から1週間、被災地へ行ってきた方のお話しを聞いたり、写真をみせてもらうことができました。
ワークショップのテーマは、Action for 熊本、今わたしたちができること。
ところで司会の方が、被災地には外国の方もいらっしゃいます、と言われた時、
会場の空気が一瞬「私、英語できないww」モードに、、、
そして実際、私は英語ができないとささやくような声がちらほら。
ただ私は一つの気付きをもらいました。できることがあると(^^)
それではどうぞ!
熊本から車で避難してきた外国人Sさん
ひとつ外国人の知人の話をシェアさせてください。
熊本大学のひとつの学部が、今回一番揺れが激しかった熊本県益城町にあります。
そこの学生さんで、でも日本語があまり話せない外国人のSさん。
倒壊した建物、悲惨な現実、、、を目の当たりにして、怖いと泣きながらSさんと同郷の私の友人に電話してきたそうです。
地震のない国の人です。
地震が起こったのは、4月14日(木)、
4月16日(土)の夜、仲間と車で福岡を目指すと聞いた時は、言葉を失いました。
その理由は、とても危険を伴う選択だからです。
JRも新幹線も高速バスも安全を確認できるまで運休していました。
となると、熊本から福岡への移動手段は車しかありませんが、高速道路は通行止めだったので、下道を通るしかありません。
その下道はいくつもの山超えをしなければならないため起伏が激しく、しかもあの夜はかなりの雨で、運転に自信がある人でも危険を覚悟しなければならない状況だからです。
震度3〜4の余震も頻繁に続いていました。
ただただ無事の福岡入りを祈ることしかできませんでしたが、日にちが変わって4月17日(日)の午前2時、無事に福岡に到着したと聞いた時は、本当に本当にホッとしたのと同時に、その無事の到着は奇跡に近いとさえ思いました。
何もなければ高速道路を利用して3時間かからない距離ですが、下道をひたすら北に向かって雨の夜道を8時間。
そしてその日の午後、飛行機でその国の大使が慰安のため東京から福岡入りしたそうです。
支援の形は?
ニューヨークで地下鉄に乗り間違え、当時悪名高きダウンタウンに行ってしまった時
中国で、聞いたこともない爆破音と地鳴りを感じた時、
どちらの時も周囲に日本人がおらず、自分で気をしっかり持つしかなかったです。
その時に日本語で一言でいいから、「こわいね~」と言葉を交わせたら、気持ちも落ち着いたと思います。
それぞれができる、それぞれの支援の形を考え、全体としての力を最大化して被災された方に貢献できることを優先する
冒頭、被災地には外国の方もいらっしゃいます、という言葉を紹介しました。
そして熊本や大分以外にも、この地震で心細く思っている外国の方もいらっしゃいます。
私たちにできることは限られているかもしれませんが、誰もが早く日常に戻れるように少しの行動でも起こしていきたいと思います♫
さいごに
「外国人の被災者もいます。@熊本地震」は、いかがでしたか?
このゴールデンウイークに、熊本県益城町から避難してきたSさんに会うので、精一杯ハグをしたいと思っています。
簡単な日本語で、声かけもしようと思っています。
ゆっくり大きな声で、
だいじょうぶですか?
おげんきですか?
九州新幹線開業を祝ってJRが制作したCMが、いま改めて笑顔になれるとSNSで拡散されているのでこちらでもシェアしたいと思います。
熊本も映ってますよ♪
See you!